今日、東久留米市の創業支援セミナーに参加しました。セミナーでの気づきや、私が向かっていきたい未来について、書き留めてみます。
気づき1. 手の届かないあの人にも「スタート」があったんだ
登壇されている方たちは、私よりもずっとずっと先を進んでいる方だったので、どんな想いでここまで来たのか、想像もつきませんでした。でも、お話しを聞いているうちに、気づいたことがありました。「あれ?今の私と同じような時期が、この方にもあったんだ」と。
その瞬間、自分の事業の5年後・10年後・20年後を具体的に想像できたのです。
一生手が届くことはないと思っていた場所に、10年後の私は立っているかもしれない。そして、そこに向かって小さく「行動していること」にも意味があるんだと、そう思えたのです。
気づき2. 私が目指す未来には、まだ「名前がない」
セミナーでは、さまざまな業種の方とお話ししました。親子向けフォトグラファーとして名刺を渡すと、当然ながら、相手は写真関係の話題を振ってくれようとすることが多かったです。ですが、私が話したいことはそのことではありませんでした。
では、どんなことだったのか?
何度も自己紹介を繰り返すうちに気づいたことがあります。私の目指す未来にはまだ「名前がない」ということ。(もしくは見つけられていない)
もちろん写真は大好きで、これからも続けていきたい。でも、私が目指したい未来は「写真を撮っているだけのわたし」ではないのです。
例えば、今の私にはこんな想いがあります。
- 大好きな滝山をもっと盛り上げたい
- 同じ熱量で地域を考える同世代の仲間が欲しい
- 住む街で「働く」を実現できる場所を作りたい
滝山で感じる現状と未来への想い
滝山団地も商店街も、高齢化の波を受けているのをひしひしと感じます。何年先まで、現状維持できるのでしょうか。
滝山は東京都にありながら、駅からは遠くて行きにくいですよね。「田舎」と呼ぶ人もいれば、「ちょうどいい」と言う人もいます。
でも私はときどき、ほんとうの田舎でもなく都会でもないこの街を、全国的な視点でみたら「中途半端」な立ち位置だと思ってしまうことがあります。
ただ、滝山は「本当の田舎」よりも断然アクセスしやすいという面で、可能性にあふれている街だとも思うんです。
中途半端だから開発しがいがある街。そう思えます。
だからきっと、私たちが何かおもしろいことを始めて盛り上がっていけば、絶対に人が集まるはずだとも思えるのです。
私が作りたい場所
私が目指している場所は、こんな場所かな?
- みんなの「根っこ」をつなぎ、コミュニティが育つ場所
- 誰かの力に依存せず、みんなでみんなを応援できる場所
- 「やってみよう!」と挑戦できるはじめの一歩を後押しできる場所
東久留米市で仕事を生み出し、「住む街で働くことができる環境」があったらいいな。23区まで1~2時間かけて通勤しているママやパパが、この街で自己実現をしながらそれを仕事にしていく。
生活のためだけに仕事をする時代は終わりつつあるのかなと思っていて、これからは生活をするための最低限を知り、それぞれの求める「豊かさ」に気づく人たちもどんどん増えていくと思います。
「仕事が趣味」と言う人も増えてくるかもしれませんね。当たり前のようにそう言える場所を、私はここで作りたいんだなって、改めて確認できました。
私が目指す未来に向けて行動すること
1. 同じ志を持つ人を探すことを続ける
- SNSや地域イベントで発信していく
- 小さな企画を積み重ねていく
2. 自分よりも先に進んでいる方達にアプローチし続ける
- 相手にしてもらえなくても繰り返し会いにいく
- 興味を持ってもらえるように、自分の想いを「見える化」しておく
3. 滝山や東久留米市の持つ強みや課題を整理し、活用する
- リサーチとネットワーク作り
- 使える補助金や助成金を探す
4. 小さく動き続ける
- コミュニティスペースのプロトタイプを作る?
- 仲間の「はじめの一歩」を応援する仕組みを考える
5. 長期的なビジョンを描く
- 5年後、10年後の具体的な目標を設定する
- 定期的に見直しを行う
まとめ
今日のセミナーをきっかけに、私が目指す未来が少しずつ見えてきました。それは、私が生まれて育った街「東久留米市」で、みんなの「根っこ」をつなぎ、はじめのいっぽを後押しできる場所。
そして、それぞれの「本質的な豊かさ」を実現できる働き方ができる場所を作ること。
「この街おもしろい!」って思ってもらえたら、自然と外からもおもしろい人たちも集まってくる。
ないなら自分で作ればいい。
それをモットーにこれからも突き進んでいきたいです。